2012.10.24(水) 11:10
CUTiEは嘘つき?
 


 CUTiE

 私は主に殺処分の問題について

 取り組むスタンスなので

 その他の動物愛護の問題、

 毛皮、動物実験、捕鯨等のことには

 基本あまり触れないのですが、

 twitterで小耳に挟んで

 「それってどうなの?!」

 と思ったのであったので

 ちょっと紹介します。

 CUTiE


 CUTiEという

 ファッション雑誌があるのですが、

 ちょっと左上の

 ここに注目していただきたい↓

 








 









 


 付録リアルファー



 ※リアルファーとは本物のファー、
  つまり動物から()ぎ取った毛皮の事。
 



 百歩(ゆず)って

「別に毛皮は合法なんだから
 付録にしようがなんだろうが
 文句ねぇだろ?!」

 ということにしましょう、

 そうですよ、合法ですよ、

 動物愛護法で

何人(なんびと)も動物をみだりに殺し傷つけ又は苦しめてはならない」

 とありますけど、

 保健所なら窒息死も大丈夫だし

 動物実験という名目にすれば

 どれほど長く苦しめ(なぶ)り殺そうが

 全然OKで、毛皮もまた しかりですよ。







 それはさておき、有志の方が電話で直接

 このリアルファーのことについて

 実際に抗議の電話をしたようなのですが・・・





 






 










 なーんだ!偽物だったのかぁー(^o^)

 よかったよかった♪


 


 ・・・・・・・・・・


 

 っておいおい!

 「リアルファーのしっぽがついてくる」

 って表紙に書いてあるんだから、

 偽物の毛皮だったら

 それはそれで詐欺だろ?!





 毛皮うんぬんは置いといて

 これって結構問題なんじゃないでしょうか?







 毛皮うんぬんは置いといて

 って言ってしまいましたが

 それでもやっぱ言わせてください、


 殺処分の問題にかかわっていると

 同じ恐ろしい動物虐待の問題の一つとして

 毛皮の事もやはり目に付きます。



 わたしは殺処分には大反対ですが、

 毛皮だってもってのほかだと考えています。


 そりゃあ昔は毛皮が無ければ

 寒い冬を越せなかったり、

 生き残るために使わざるを

 得なかったかもしれませんが

 現代は別です。


 ましてここは日本です、先進国です、

 ユニクロのヒートテックが売ってる世界です。

 
 そろそろ毛皮なんて残酷な代物には

 いいかげんサヨナラする方が

 ナウオサレ流儀(ファッション)

 じゃないでしょうか?


 もう石炭で走る汽車だって

 そこらへん走ってないでしょ?


 アスベストだってほとんど

 作られてないっしょ?!


 っていうか太平洋戦争

 終わったっしょ?



 毛皮を着るって言うのも

 そろそろおかしいと思いませんか、単純に。






 せっかくなので

 毛皮がどのくらい惨いものなのか、

 小中学生でもわかるように

 解説いたしましょう。



 寒い冬やお肌の乾燥する季節に

 体験した事があるとおもいますが、

 この指先のひび割れみたいなやつ、

 僕の指

 皮がこんなふうに()けかかったこと

 ありませんか?


 あったら、ためしに

 これをゆっくり剥いていって

 引っぺがしてみてください。



 あまり小さいと、段々と細くなって

 プチッて途中で切れますけど、

 > ではなく、

 < ってな感じに皮が広がって剥けるように
   がんばってみてください。



 途中で いでででっ! となるはず...

 それ以上無理に剥いたら血が出ます、

 さらに広がって剥けてったら

 もう痛すぎてそれ以上進めず

 やがて激痛が走ってくるでしょう。


 

 ご覧のように血が出るまで剥きましたが

 やはり痛いです、、、

 こんなにちょろっと皮を剥ぐだけでも

 じゅうぶん痛いっちゅうのに、、








 毛皮に利用される動物達はこれです↓

 






 全身の皮を剥がされるのです

 





 言っておきますけど

 これで終わりじゃありませんよ?


 この指先もそうですけど、

 痛いのは剥いた時だけじゃありません。


 このままご飯食べて

 醤油やらタバスコがひっかかっても

 ヒリヒリするしょうし、

 指先がひび割れしまくってる時って

 何かにつけて結構痛いですよね?



 だって皮が剥けてるんだから、

 皮膚がないんだから...



 指先だけなら

 バンドエイドつけりゃいい話ですけど、

 彼らはいったいどうなのでしょか?



 私は毛皮の事について

 あまり詳しく調べた事はないですが、

 皮を剥がされた後もピクピクと動いて

 そのままほったらかされている映像は

 たくさん見かけましたし、

 少なくともその後に消毒して包帯巻いて

 ありがとね!といって自然に帰すなんてことは

 絶対ない というは一目瞭然です。





 CUTiEのかわいい付録の紹介映像はこちら↓

  


 



 バッグもモデルさんもかわいらしいですね。

 けれどもそれにリアルファーがくっついてるという事は、

 そのリアルファーを作る際、

 必ず毛皮を剥がされた生き物がいるという事を

 どうか忘れないでください。



















 つまり毛皮を使ったものというのは

 どんなに可愛く綺麗に見せかけていても、、


 







 
 許せ。モデルさん・・・ 

 実際はこうだという事を

 どうか今後も意識して欲しいのです。








 そしてそういった製品や品物を買うという事は

 彼らにお金を与える事、

 つまりはそのような商売や文化、

 習慣といったものを支える事、支持する事、

 続けさせる行為だという事もお忘れなく...













 CUTiE

 私はこの雑誌を良く知らないので

 買うな!とまでは言い切れないですけど、

 付録にリアルファーっていうのは

 ちょっと どうかと思います。


















 ショッキングで

 気持ち悪い画像続きで

 すんません。



 こういった残酷な事が

 今も平気で行なわれているという事は

 どうか忘れて欲しくないですが、




 お口直しに くだらない落書きでもどーぞ

 

 これはCUTiEだからとか関係なく気づいたら手が勝手に、、





 そういえば子供の頃
 よく進研ゼミの付録漫画にラクガキして
 セリフまで書き換えて
 兄ちゃんと二人でゲラゲラ笑ってたなぁ、、

 だから大人になった今も漫画とか
 描いてるんだろうなぁーと思った。

 このCUTiEの付録とかだって
 きっと楽しみにしてる人がいたり、
 そういうのが好きで将来自分でも
 アクセサリーやバッグを
 作ったりデザインする人だって
 中にはきっといると思う、

 願わくばそのかわいいアクセサリーやバッグが
 動物の皮膚を引っぺがして作るものや
 残虐行為に加担する製品となりませんように・・・




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