文字として書いているので
感情の上がり下がりは表現しづらいから、
2~3割くらいは大げさに喜んでるだろう。
しかしそれを差し引いても、
この頃は数字の上がり下がりに
一喜一憂しすぎだな。
喜ぶのはかまわないんだけど、
10年前のコイツの場合は、
予定通りに事が進めば機嫌が良いが、
そうじゃない場合は怒ったりするからね。
最悪なのが、その怒りの矛先は
他人じゃなくて自分へ向くことだ。
いや、他人に向いても最悪なんだけどさ...
一応それなりに頭がいいし、意思も強く、
運が良かったので大抵の事はうまくいってたし
何事もなかったから良かった。けれども
これは自滅的な生き方を内包してる。
ここだけの話、当時、
実はキレると何をするか
わからない性格だった。
なので自分に対して怒りを向ける
自滅的な生き方を続けていると、やがて
なにかのきっかけで最大限まで高まった怒りが、
ふとした拍子に他人へ向く危険がある。
かといって、初めから
怒りの矛先が他人に向いてれば良いか?
というと、それもまた違うのだが...
結局「怒り」というのは最悪なエネルギーで
基本的にはコントロールできぬ性質のものなのだ。
そして、そのエネルギーの向き、進む方角、
傾向性やベクトルは「破壊」だ。
一応コントロールするスキルや方法はあるが、
人によってそれが通用しない場合がある。特に
「コントロールされそうになると余計に腹が立つ」
というタイプには、怒りの操作は困難を極める。
ズバリ自分は そのタイプだった。
かと言って、今の私がどうにかして
10年前の自分に説教できたとしても、
99% 何を言おうと無駄だっただろう。
そもそも「怒りは強烈なエネルギー」
という事は熟知してたのだ。
要するに
「これほど強烈な力を
利用しない手はない」
というスタンスで、
だからこそ腹が立ったときは
怒りの矛先は常に自分へ向けたし、
それこそが向上心だと思ってた。
「成功するタイプの人間は
そうやって歯を食いしばり
血の涙を流しながら、
どんな手段を使おうとも
目標へ向かい邁進したのだ!」
と、逆に私が説教されるだろうな...
確かに怒りは強烈な力である。
クライストチャーチで51人のイスラム教徒を
ライフルで次々と撃ち殺すことも、
ウトヤ島で69人の青少年を殺害する事も、
宗教の教祖になって国家転覆を扇動したり、
地下鉄へサリンを撒く事も出来るだろう。
総統の地位にまで上り詰めて
ユダヤ人を600万人 虐殺さえ可能だ。
よかったねぇ~ 成功しなくて♪
もしや、怒りのエネルギーを
血液と一緒に吸い取ってもらってたのか?(笑