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  2013/09/22(日) 19:19
定期報告071 殺処分数17万5千は多いか少ないか。
 









先週の目標
 その1: 原稿を5ページ仕上げる= 達成  ――――――――――――――――――――――  残り:25/30p  先週は無事に原稿も仕上がり  動画のアップロードも出来た。  また募金が1件ありました。  感謝申し上げます。  あとイオンペットの事について  書いた記事に少し反響があり、  いいね!が数日で  たくさん付いたので驚きました。    引用:[環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室]  最近調べて気付いたが  殺処分のことについて調べていると。  「日本では年間で30万頭の   犬や猫が殺処分されている」  というフレーズをよく聞くが  どうやら最近は  17万5千頭まで減ったようだ。  年間30万頭という数字が  大々的に使われてきた経緯は  おそらく滝川クリステルさん出ていた  あの「時代のカルテ 命の現場3(最終回)」  という2009年にオンエアーされた  あの特番の影響かもしれない。    あれを見て衝撃を受けた人は  多かったと思うし自分もその一人である。  「年間30万頭の犬や猫が殺処分されている現実」  ということにスポットを当てて  番組の最初でもまずその事へふれている。  2009年の前年 〜 一昨年あたりは確かに殺処分数は約30万頭である。    番組途中で犬を捨てに来る人が  「しょーがね〜や、あはは」  と言ってるシーンが印象的である。  17万5千頭に減ったのは良いが  それでもそれでもまだまだ  ぶっ飛んだ数字であることに違いはない。  175,000頭 ÷ 365日 = 479頭  まだ1日に約400〜500頭が  あの処分機で殺されている。  中には本当の安楽死もあるだろうが  ほとんどはあの残虐極まりない  二酸化炭素での窒息死。そしてその後に焼却処分。  (死に切れなかった者は生きたまま焼かれる事もありうる)  当たり前だが二酸化炭素を吸って  だんだん息ができなくなるのは  めちゃめちゃ苦しい。  自分も実際にやったことがあるが  間違いなく窒息死と同等の苦しみであり  とても死ねたもんじゃない。  どーでもよい話だが  「とっても!ラッキーマン」という漫画の中で  天才マンがラッキーマンを嬲り殺そうとする時、  最も苦しい死に方は「窒息死」と「笑い死に」だ!  と言う発想から水中でくすぐりながら  ラッキーマンを殺そう画策した。  さらにどうでも良いけど、今さっき  "画策"って「かくさく」と読むことを知った。  今まで「がさく」って読んでたから  どうりで変換候補に出てこないわけだ。    ともかくアレは絶対に安楽死ではない。  頭にゴミ袋でも被って密閉してしまえば  自分の吐く息で袋の中が  二酸化炭素になっていって  まったく同じ状況が再現されるが  それが安楽死ならば自殺者は  みんなそうするはずだけど  そんなの聞いた事も見た事もない。  ちなみに首吊りは窒息死ではなく  首の動脈が止まってなんと平均約7秒で  意識喪失だそうです。  日本の自殺は首吊りがトップですが  アメリカはもちろん銃。  そりゃあ確実に一瞬で死ねますからね。  とまぁ、どう考えたって  あれが安楽死なんてのは  ありえないわけでして、  毎日それで400匹以上の  罪のない子猫や犬を殺しまくってるのは  さらにありえないわけです。  17万5千というのは正規の統計でして、  こちらの記事をご覧になれば  ペット産業の流通過程で  さらに9万頭以上も殺されているようです。    〜中国の劣悪なペット市場を日本は(わら)えるか?〜  「流通過程で殺され続ける   動物たちの慟哭を聞け!!」
   一部抜粋  ----------------------------------------------------------- 「環境省が公表している『犬猫調査のまとめ』によると、  年約15万頭の犬や猫が業者によって生産され、  そのうち生きて消費者に販売されるのは約6万頭。  残りは死産や売れ残りという理由で処分されています。  トレーサビリティ(流通履歴)の確保もされていません。  年間約24万頭の犬猫が保健所で殺処分されているニュースは  目にすることはありますが、流通ルートで10万頭近くが  処分されている事実を国民は知るべきです。  こんな国は先進国では日本だけです。  -----------------------------------------------------------  上の記事も一昨年ぐらいなので  現在はどうなんでしょうか?  今でている環境省からの  「IV.犬・猫調査のまとめ」によると ----------------------------------------------------------- 年間生産数について 犬の生産業者の平均年間生産数は70.6頭、 猫の生産業者の平均年間生産数は28.4頭である(犬・猫ともに2001年)。 また、流通ベースでみた2001年の犬・猫の推定年間総生産数は、97,800頭である。 一方、ヒアリング調査によると、犬・猫は推定で年間約15万頭生産されているとのことだが、 その内の約5万頭病死等の理由により流通していないと考えられる。 ----------------------------------------------------------- と出ています。  10万頭だか5万頭だかは知らないけど、  本当に15万頭生産して  そのうちの5万頭が病死で・・  とか とんでもないですよね。   3匹に1匹が病気で死ぬとか  いったいどんな環境で  繁殖させてるんでしょうか?  病気って言ってるだけで  実際、生まれてきたのが  あまり売れなそうな犬や猫だったりすれば  裏で抹殺したり間引いたりしてる  可能性もあります。っていうかやってます。  これから当たり前の話をしますが・・・    安いエサを食わせればエサ代は浮くし、  狭いケージにたくさん詰め込めば  場所代と作業の手間も浮くし、  まともな治療を受けさせなければ治療費は浮くし、  動物を虐待すればするほど  ペットショップや繁殖業者の利益は  最大化されます。  金にならなそうな子が生まれたら  そりゃあ殺すのが一番ですよね?    一生面倒見てまでいちいち世話なんかしてたら    莫大な出費と手間で商売あがったりもいいとこです。          17万5千頭に減ったこと自体はたいへん喜ばしく  処分数がだんだんと減っていくこの流れはうれしいが、  ペットショップや悪徳繁殖業者と言う  極悪な供給元がある限り「殺処分0」というのは  まだまだ遠くなる可能性がある。  ましてペットの需要は根強い。  "ペットはペットショップから買う"  なんていう認識をまだまだ当たり前と  感じている人もいる。  べつに特定の犬種やブランド物のネコが  どうしても欲しい!という欲求は否定しないし、  そういうニーズがある限り、それに答える企業や  お店が存在する事だって悪い事とは思わない。  が、年間で17万頭も殺処分が行なわれている中  新しい命をまた作って不特定多数に売りさばき、  そんな事を知らず(もしくは知ってても関心なく)  「きゃ〜かわいい♪」なんつって  狭いガラスケースに陳列された子犬・子猫を  ありがたがって買う連中は軽蔑する。  このどちらか一方がなくなれば  どちらも両立し得ない。  気づいた人から  なんとかしましょう!      明日から5日間出張します。  出先は結構はかどるので  1枚増やして今週は6ページ!  罰金は5000円設定。
今週の目標
 その1: 原稿を6ページ仕上げる  ――――――――――――――――――――――  残り:25/30p
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