2012/06/10(日) 08:16
今週もチャリティーオークションの出品と作品制作でした。 殺処分の事を調べているうちに いくつか出てみたい勉強会や参加したいイベントがみつかったので 今月はそこに出かけモニター越しではなく現場の空気というか 実際に活動している人たちの輪に行ってみたり 交流して行く事にも取り組んで行こうと思います。 ペット残酷列島というサイトを運営し、 ジャーナリストとして活動してきた山下浩さん。 動物愛護活動家と言うわけではなく、業界側でもなく、 中立的な立場からこの問題に向かっていった彼ですが 公式ブログの方で引退宣言をし、今後は起業して商売の方に専念する。 とのことでしたが、このまえチェックしてみたら 新しいブログ記事が出されていました。 彼の引退の動機のひとつとして"心が折れた"とのことですが、 その理由の一つに動物愛護団体の事が触れられていました、 引退後の大きな心残りは、ペット業界以上に悪質なケースが多い「動物愛護団体」の在り方である。 有名無名や規模の大小を問わず、内部告発や情報提供が驚くほど寄せられ、また、自身の取材活動と併せて辿り着いた結論は「愛護団体が変わらない限り、ペット問題の改善はあり得ない」である。 — 人間万事塞翁が馬 / 山下浩 http://yamashita.sapolog.com/ とも言っています。 確かに動物愛護団体はあちこちにたくさんあって、 自分もどこから情報を仕入れ、どういった活動をすることが もっとも殺処分廃止に近づくことなのか?と いつも頭をかかげています。 悪質なところだったどうしよう。という疑念があるからです。 更新が止まって10年はたつサイトですが 「動物愛護団体」を考えるページ 2021.01.20 リンク切れ確認 2023.03.18 リンク修正 というのもあります。 直接見たことはまだないですが 日本にはそういう団体もどうやら存在するらしいという事は 頭に入れておこうと思います。 同じくペットのレスキューや愛護活動をしている者同士であるにもかかわらず 言い合いやケンカみたいなことをしてるところもあり、 訴訟しているところやされているところもありました。 私はよく藤村晃子さんのブログを見ますが、 彼女の事を名指しで批判や攻撃をしているページだってあります、 またTHEペット法塾という所は弁護士さんがやっているところなのですが、 多くの著名を集めたり動物愛護法改正に向けて積極的な活動を見せていて かなりまともな人たちじゃないかと今のところは思っていますが、 なかには「ど素人(しろうと)だ」と言っているところもあります。 実際に私はその人たちを見たことはないのでなんともいえませんし 山下さんの言うように、日本の動物愛護団体に相当な問題があるのだとしたら それを見極める目をこれから身につけていかなければならないでしょう。 とは言え、批判をしているサイトの方が変な所っぽいです、 特にペット法塾に対して「ど素人だ」と言い、 藤村晃子さんに対して「普通の人じゃない」と主張し、 よく検索にひっかかる「鳥の広場 2013.01.10 リンク切れ確認 2023.03.18 リンク修正」 というサイトがあるのですが、 ちょっと調べてみたら訴えられてまでいるらしいです↓ 「鳥の広場」に対する名誉棄損著作権侵害の訴訟が始まります。 2021.01.20 リンク切れ確認 過去に何があったのかとか、どういう経緯で何が起こったのかは 私は良く知りませんし知ったところで真実かどうか調べる時間も術もありませんが、 同じく動物愛護活動をしている人でも 他の活動家を批判してる人や延々と議論ばかりしているような人は たまに見かけます。 何せ言葉を持たない動物の事に関して取り組むのですから、 この問題には個人の主観や感情が大きく現れ、 活動していくとなるとイヤでもそれを直視しなければならないときが多くあります、 それが自分の主義や主張、やり方と異なっていたり 理解できないものであったりすると、 怒り始める人や攻撃し始める人も中には居るようです。 また無償で動物の為に活動している人、 何の利益にもならない事に一生懸命打ち込む人たちや 博愛の精神を理解できない方々もいます。 (下手したらそっちの方が多い?) 人は結構、「私の考えてる事は皆と同じはずだ」とか 自分の感性や価値観が大勢の総意だと思い込でいる場合もあるので、 何かたくらんでいるの違いない。という疑念から 動物愛護活動に熱心な人たちを信じられず、 感情だけで「どうせ偽善だ」とか 「何か利益が絡んでるに違いない」という憶測に走り、 ましてそういう人へ賞賛やエールが送られていると とたんに我慢のならない不快と嫌悪が体中を駆け巡るものです。 コメント欄に脊髄反射で 罵声を書き込むこともあるかもしれません。 もしかしたらそういったストレスにさらされ続け、 まともな人も次第におかしくなったりするのかもしれません。 しかしゴチャゴチャと口ばかりではなく しっかり目標を見据え行動や活動する人や 下らない批判や誹謗中傷に腐らず 根気よく普及や啓発を続ける人々もちゃんといます。 目立たないだけでこの問題には多くの人が 関心を寄せていたり"なんとかしたい!"という思いを持っている人も ちゃんといるところにはいるものです。 現在私の知る範囲では ブログ「ジュルのしっぽ」のhanaさんや 「THEペット法塾」さん。放送作家の藤村晃子さん。 マルコ・ブルーノさんやエリザベス・オリバーさん。 引退してしまいましたが山下浩さんも 心が折れるぐらいなので、きっと大変な活動を 続けて来たのではないかと思います、 関心も少なく、利益もでないのに取材とか続け、 あちこちから具体的な数字やデータをあつめたのです、 まして報道という立場なのでどちらの意見にも加担できません。 引退するのはとても惜しまれる方ですが むしろ心が折れて引退するからこそ"まともな人"という 見方も出来ます。 またジョーカーというか、ちょっと変わってて過激そうな人ですが 一貫して不妊手術の徹底啓発や無責任な繁殖を許さないという姿勢は よくよく記事を読むとたしかに一理ある 「二本松アニマルポリス」の星野節子さんなど。 その他、殺処分問題に関して映像や作品を制作したり 歌を作ったりする人もけっこういらっしゃいました。 しかしこれらは結局ネット上で見て たんにそういう印象を受けただけなので 実際はどういう人なのかはよく知りませんし、 殺処分だって自宅やネット上で起きているものでは決してなく、 保健所やペットショップや悪徳ブリーダーの繁殖場など、 "現場"で起きている問題です。 これからはできる限り生の現場、 そしてその現場に携わる人たちに触れ、 より殺処分の現実、そしてその具体的な解決策を 模索していきたいです。 というわけで「THEペット法塾」さんが 6月19日(火)17:00~19:00に 動物愛護法改正前夜 勉強会 というものを 衆議院第一議員会館 会議室(地下1階)でやるらしいので、 ぜひこれに参加してきたいと思います。 司会は藤村晃子さんで 意見交流会にはマルコ・ブルーノ氏もいらっしゃるようです。 藤村晃子さんのブログで 緊急提言として記事が出ていました↓ http://ameblo.jp/73akiko/entry-11272807458.html また「THEペット法塾」は ホームページのリニューアルをしていたのですが どうやら終わって新しく公式サイトが出来たようです↓ 「THEペット法塾」 なのでまだGoogleとかYahoo!で"ペット法塾"と検索しても 検索エンジンの一番上に表示されません。(2012.06.10現在) 最近知ったのですが、このごろ5年ぶりに動物愛護法が改正されるらしく あちこちでこれに向けた運動や呼びかけが行なわれていました、 8週間規制の事は今現在どうなっているかもっとよく知りたいですし、 見たところ、かなり効果の期待できる法律のようなので 少しでも実現の力になりたい! 今週の報告、以上。 PS:しばらくは文字や画像による記事を書き続けると思うのですが 時間がかかるので音声や映像の収録も検討しています。
彼の引退の動機のひとつとして"心が折れた"とのことですが、 その理由の一つに動物愛護団体の事が触れられていました、
引退後の大きな心残りは、ペット業界以上に悪質なケースが多い「動物愛護団体」の在り方である。 有名無名や規模の大小を問わず、内部告発や情報提供が驚くほど寄せられ、また、自身の取材活動と併せて辿り着いた結論は「愛護団体が変わらない限り、ペット問題の改善はあり得ない」である。 — 人間万事塞翁が馬 / 山下浩 http://yamashita.sapolog.com/
引退後の大きな心残りは、ペット業界以上に悪質なケースが多い「動物愛護団体」の在り方である。 有名無名や規模の大小を問わず、内部告発や情報提供が驚くほど寄せられ、また、自身の取材活動と併せて辿り着いた結論は「愛護団体が変わらない限り、ペット問題の改善はあり得ない」である。
— 人間万事塞翁が馬 / 山下浩 http://yamashita.sapolog.com/