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「買いだめておいたボンディックの詰替(リフィル)のパッケージを開けてみたらキャップの付け根あたりが割れていて中身が漏れ出した時の悲しみ」を表現したもの。

実際のところ、裂け目から漏れ出す接着液をどんどん固めていったら造形作品っぽくなったので、捨てるのも勿体(もったい)ないし大仰なタイトルをつけてみただけという、非常にくだらない一品(ひとしな)。

短い作品だが「人はどう生きるべきか」という大切な事へ意識が向かう構造であるため、星５つの傑作。

たった６行しかないが、分厚い思想書を６冊読破するより この６行が云(い)わんとする内容を吟味(ぎんみ)したほうが遥(はる)かに有意義と断言できる。この断言は作品本文の中身とも重なるが、「どれほど高層ビルや乗り物や薬を発明し大量生産しようとも『何(なん)のためか』がわからず、意義不明瞭なまま科学技術や産業を盲信しても無意味」であるのと同じように、「意義も使途も不明瞭なまま大量に文章を書いたり、盲目的に蓄積された情報や知識などいくら読んでも無意味」というわけである。

読めば間違いなく賢くなれるが、「賢いからなにさ？」という『賢さの先をゆく』一品(いっぴん)。

これは「クソまみれ理論 発祥の地」であり、著者が長年禁じていた長文の執筆を解禁し、存分に筆を走らせ(滑らせ)タイピングが炸裂した記念碑的作品でもある。制作を終えた時点で星野かなたは物書きとしての自覚が芽生え、のちに大文豪と名乗るほどの有り余る才能を加速させていく。その点に関しては意義深く、大きなターニングポイントとなった品であるが、中身を見てみると雑多な話題に関連して愚痴を綴っただけのしょうもない事柄が大半を占め、メインコンテンツであるクモ恐怖症を克服する動画に至ってはメソッドを伝えるための字幕が失われており、タイトルと本文の内容も乖離している。よって評価は星３つ止まり。

なお、最終的には秀逸なギャグを伴って三行へとまとめる予定であったが、肝心のギャグの内容を忘れてしまった為、未完成品。

一行で要約すると「代々木公園と明治神宮は烏(カラス)の大量虐殺をしている」という内容。

あまりに残酷で救いようのない話のため、読んだ人は今後ホラー映画が楽しめなくなる可能性もある(なぜならこれは実話だから)。しかし読者の行動次第でハッピーエンドもありうるので「まるっきり絶望一色の胸糞悪いだけの話」というわけでもない。

ハードディスクに死蔵された動画を全てアップロードすべく始めた企画。

ユー○ューブのメタクソ化(Enshittification)に伴い動画プラットフォームの鞍替え先を探していたところOdyseeという場所を見つけ、そこへ今までに撮り溜めた全動画をアップするつもりで投稿し始めたものの 撮影した映像の量があまりにも多すぎ、2019～2021年分を上げ終えた時点で力尽きた。

いいから読め、とにかく読め。

そして思考や思索の欠点、「哲学の脆弱性」を理解せよ。

ただし、反知性主義には陥(おちい)るな。

両足に糸が絡まり歩けなくなってしまった鳩を近所で見かけた時、捕まえる方法を調べてもろくなページが出てこなかったため「catch pigeon」と英語で検索。海外の動画で「鳩は両手でなくとも片手で持てる」という事を知り、実践したら見事成功。

日本語情報が見当たらず他にも困っている人がいるだろうと思い 突貫工事で作成したページ。実際にメールで反響があり、追伸３本と動画５つを追加。役立ちそうなデータをありったけ盛り込んだ有用なコンテンツ。

「飽きることに飽きる」について書かれたエッセイ、またはポエム(たぶん)。なぜ(たぶん)が付くのかというと、書いた時の心境や意図などを思い出せず、現時点での記憶に基づいた推測と思いつきに頼っているため。

ソースコードを開くとmetaタグのdescription(検索エンジンで表示された際に題名の下へ出る説明)に「ウソついてんじゃねぇよ」と挑発的なフレーズがあるので、“飽きることに飽きる”という検索ワードで ふらふら暇つぶし半分にやって来た無目的でバカ面(づら)したゾンビみたいな人間をからかう狙いで作った可能性もある。

サイトの目的ページには、「しょっちゅう献血に行くので、なにかしたい！というムラムラ感」で始めた旨が記(しる)されており、“おまえら献血いこうぜ！と言いたいだけ”という、単純明快なコンセプトで終始一貫したサイト。

長期間放置されていたものの、2022年に大幅な編集を決行。10年後の自分から当時の自分をこき下ろす大量の追伸も入れて同年11月14日にリニューアルし、『おまえら献血いこうぜ！の最終的解決』によって総括された。

Internet Archive のウェイバックマシンがとても重要な役割を果たしている事実と絡め、大事なWebページは時代を超えて読めなければ「後世の人類から呆れられる」という警鐘(けいしょう)を鳴らした文章。この時代に生きる者として、インターネット・アーカイブや Wayback Machine への寄付は惜しまない方が良いと伝えるためのコンテンツ。

星野かなたの最高傑作。

この世の真理を簡潔に記し、そこへ至る道についても語られている。

天才によって葬られた「天才の書いた文章」を、天才が発見 発掘し、天才が転載したもの。

ネットサーフィンの途中で偶然みつけた読書感想文が良い内容だったため、もっと多くの人へ読んでもらいたいと願ってWebページに書き起こしたもの。

『アンネの日記』の翻訳者として知られる深町眞理子さんが自身の戦時体験と追想を交え、戦後40年をへた現代社会について書いた文章。

Internet Archive に置いてある『目でみる「アンネの日記」』に収録されていた本文が古ぼけて読みづらかったため、誰でも読めるようWebページ化した。

「サロン・ド・ソークラテース」というサイトに眠っていた『宣言一つ』という文章を現代風に書き直し、難しい単語にもカーソルを合わせると意味が表示されるなど、内容を理解しやすくするために改造したWebページ。

初めて原文を見終えた時、久々に素晴らしいものを読んだ感動を覚えたので、そのまま写経を行い、けっきょく自分流に書き直したそれを「文学は死んだ」へと改題し、普及と啓発のためにアップロードしたもの。

都庁広場の東京都民平和アピールのモニュメントを撮影した動画をOdyseeへアップロードしていた時、良い事の書かれている碑文だったので内容を動画の説明欄に貼ろうとした。しかし、テキストデータを探してみたところ コピペできる文章がPDFしか見当たらず、おまけに英語の翻訳文は検索にさえ掛からなかった為 ショックを受ける。その際にテキストをHTMLで書き起こしてサイトへ上げたもの。

「Webページで迷路つくったら楽しそ～！」という思いつきで制作(チャレンジ)し始めた何か。

コンセプトとして「ゲームをプレイするような感覚でサイトを探検できるホームページ」という事を考えており、迷路内へ映画館、美術館、博物館、図書館などを設置してゆき、ハードディスクに死蔵された動画、未公開のイラストやアート、貴重だけれど公表不可能な資料といったものを迷宮の奥でひっそりと公開していって「データの秘密基地」としても機能する斬新なコンテンツ…!! 的な構想(妄想)もあったが、すでに制作当時の作者が“コンテンツの粗製乱造”という迷路にハマっており、何もせずとも本家サイト(hosino-kanata.com)そのものが迷路以外の何物でもなかった為、この作品は完成することなく「行き止まり」となった。

『Megukumaとチョコエッグの森の仲間達』というサイトにあった「文字数カウント」を自分用に改良したもの。

『タロットプロット』というサイトにあった「スペース・空白行の自動削除機」を自分用に改良したもの。

どういう経緯でこの曲と出会ったかは忘れた。確かなのは自分の首にぶら下げているMP3プレイヤーには常にこれが入っている(この曲は絶え間なく音が流れ、尺も７分以上あるから外のノイズを遮断するには最適)。宣伝のうるさい店へ入る時や公園の放送や選挙カーなど、不要な情報を耳へ流し込まれそうになったら先にこれを流す。

Webページを作った経緯も忘れた。たぶん聴いただけでは何を言っているのか誰も聞き取れないという事と、おもしろい歌詞だと感じた為だと思う。

中身をすぐに見れるサイトがなかったので自分で作ってしまったもの。

佐藤秀峰という人が何かを版権フリーにしたという話を聞き、試しにダウンロードしようと探してみたところ、どこもログインしないと落とせなかったため、誰でも見れるようにと作成したページ。

「ダウンロードもアップロードも自由」という点に関心があったから試しに作ってみただけで、内容については興味がなく 未だに一冊も読んでいない。よってデータの中身(作品)がどういったコンテンツなのかはコメント不可。

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